ひょうたん島の秋
陽射しも和らぎ、潮風がほほに優しく伝わる秋のひょうたん島。
雑踏から逃れてホッと一息、
のんびり、ゆったりと自然の中に身をゆだねる心地よさ。
何もしないでいるもよし・・・フッと思いついたら追いかけてみるもよし、
・・・思い思いの島の秋が、今ここにある。
 タコノキ
|
|

タコノキの足 |
きままにみつける秋のひょうたん島 |
|
|
 |
懐かしい遠い昔の思い出 |
クニノミチ(国の道) |
島の北端にクニノミチと呼ばれている磯があります。
大潮の干潮時に忽然と海面から姿を現す様を見て、その先端が国(本土)へと
続く海の中の街道のように思えたのであろうか・・・
絶海の孤島に流された人の、帰ることの出来ない遠い故郷を想う情感が伝
わってくるような場所です。
|
|
|
 |
唐滝と硫黄沼 |
かつて硫黄が採掘された場所です。記録によれば硫黄の存在が明らかになっ
たのは江戸時代で、明治時代になってから本格的な採掘が始まったようです。 |
 三原山登山口
|
 唐滝への道 |
 唐滝川上流 |
樫立登山口より徒歩50分 |
 硫黄沼
|
 唐滝 |
 滝壺 |
メットウ井戸 |
島の巻貝でメットウ(ギンタカハマ貝)
と呼ばれている貝に形状が似ているところから付けられた名前です。井戸の全体は擂鉢(すりばち)状に深く掘られ、さらに内側は螺旋状に道がついているため、水汲みが容易に出来たようです。大賀郷ヤケンガ浜海水浴場上に在ります。 |
 |
歴史民俗資料館 |
|
島の歴史・文化が一目で分かる施設です。
絶海の孤島に流れ着いた異国の文化、流人によって伝えられた本土の文化を巧みに取り込み、島の暮らしに同化させながら築き上げてきた足跡を知ることが出来ます。
興味深い展示の数々をじっくり見ていると、時間の経つのも忘れてしまいそうです。 |
 |

 |
|
人里の温もりをもとめて |
末吉温泉みはらしの湯 |
島の南の末吉にあり、名称のように洞輪沢(ボラワザワ)の海を見下ろす
眺望は、まさに絶景の一言に尽きます。 |
|
|
 |
裏見ケ滝温泉 |
 |
中ノ郷、藍ケ江港に下る途中にあり、周囲の景観が美しく、風情豊かな温泉で、混浴のため水着使用となっています。 |
足 湯 |
裏見ケ滝温泉からさらに藍ケ江港へと下ると、島では最初の足湯があります。藍ケ江の海を眺め、潮風を肌に感じながら足から身体を温める、この癒しの空間を是非体験して下さい。 |
 |
島の天然水をさがして |
横嶺山薬師堂 |
薬師如来を祀るお堂で、かつては境内に国の天然記念物の大イチョウがあったが、昭和五十年の台風で倒れてしまいました。薬師堂の裏山から引き込んだ天然水は美味しいのと、近場で車でも行くことができるので水汲みに来る人も多い。 |
|
|
 |
不動の滝 |
この滝には不動明王の石像(町文化財)と行幸記念の碑が建てられている。
昭和四年に昭和天皇が来島のさい、ここを訪れたので御幸(みゆき)の滝
とも呼ばれています。 |
 不動の滝
|

不動明王

行幸記念日 |

|

|
滝は大雨の後にしか見ることができませんが、水の流れる沢には天然記念物で、自生するものではこの島が北限とされている古代植物のヘゴシダを観ることができます。 |
三根、鴨川の八木沢橋から大川浄水所まで行き(車でも可)、その先は歩きで小道を進む(徒歩20分) |
夕陽を追いかけて |
南原千畳敷の夕陽と波 |
八丈富士の噴火によって溶岩が流れて来た場所で広い溶岩原を形成しています。溶岩台地、沖に浮かぶ八丈小島、そして水平線に沈む夕陽はこの島の代表的な景勝の地とされています。 |
|
|
|
回遊魚を追いかけて |
フィッシング |
島は魚の宝庫、一年中釣り糸を垂らす釣り人が絶えません。根魚はもちろんのこと、回遊する魚が多いので、堤防、磯、沖と思い思いの釣りを楽しむことが出来ます。 |

ムロアジ棒受網漁 「竹棒で押さえた網の前に、撒餌(まきえ)で魚を集めてすくい取る漁法」 |
 |
 |
 ヒラマサとイシガキ鯛
|

舞 鯛 |

カンパチ |
|
体験ダイビング |
島に来て驚くのは海の透明度の高さ。秋のこのシーズンはさらに透明度を増します。
限りなく広がる八丈ブルーの海に潜ってみれば、更なる驚きの世界がまっているはずです。 ぜひ、チャレンジしてみてください。 |

 |

|
|
|
|
きままに、のんびり島歩き |
ふれあい牧場 |
八丈富士の七合目に広がる牧野ではジャージーやホルスタインが放牧され、展望台からは町、空港、三原山、そして、どこまでも果てしなく広がる大海原が一望できます。 |
|
|
|
 |
牧場の仔牛は人なつっこいのです。カメラを向けるとおすまし顔の
シズク、すると「ネェ~アタイも入れてヨォ~!!」と割り込むキナコ。・・・こんな二人(?)・・・身に覚えありませんか・・・?? |
手作り工房 |
南原千畳敷海岸の奥に手作りの体験ができる工房「空間舎」があります。
自然の素材を使ったり、自然をモチーフにと、手作りのメニューは豊富
に用意されています。 |
 |
|
手作りのあしたばケーキで海を眺めながらコーヒーはいかがでしょうか。 |
のんぶらり |
ペンションから徒歩20分の所に、のんびり、ふらりと訪ねる「のんぶらり」があります。植物と雑貨がメインのこのお店は、入ってからのお楽しみの場所です。 |
|
|
えこ・あぐりまーと |
島の地熱利用農産物直売所で、花、野菜、フルーツの他にアイスクリーム、加工品等も販売しています。場所は中ノ郷で、近くには地熱発電所や風力発電所があります。 |
|

|
|
やがて大実グァバが黄色く熟れ始めると、磯菊は独特の香りを放ちながら海辺を黄色く染め始める。そしてツワブキも遅れをとるまいと準備を急ぐ。西風に誘われるかのようにひょうたん島の秋は深まっていく。 |

ツワブキ |
 大実グァバ
|
イソギク |
|
|
どうぞ、秋の旅行プランにお役立て頂きたいと思います。 |
|
|
|